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日本人と漆(うるし)の関わりは数千年の歴史があります。約9,000年前の漆製品が発掘されており、世界最古の漆器とされています。安比川流域でも、約2,300年前に漆で彩られた石器が発見されています。
この地域の漆文化は、約1,300年前に二戸市浄法寺の天台寺(浄法寺塗)の開山をきっかけに発展しました。現在でも貴重な国産漆「浄法寺漆」の一大産地であり、その透明度・接着力・硬さは国内最高級とされ、中尊寺金色堂(平泉)、鹿苑寺金閣(京都)、日光東照宮(栃木)など、日本を代表する国宝建造物の修復に使用されています。
安比川流域の大きな特徴は、原料となる漆の栽培から器の製作・仕上げまでを一貫して行える全国的にも希少な産地であることです。そこには多くの職人が暮らし、文化を支えてきました。・貴重な樹液を採取する「漆掻き職人」・器の木地を削り出す「木地師」・漆を幾重にも塗り重ね、美しい器を仕上げる「塗師」
漆器の木地づくりに携わる木地師たちは、1ヘクタールあたり数本の母樹や、のこぎりでは切り出せない大きな木を残しながら、器の材料となる広葉樹を伐採しました。伐採された広葉樹林は、やがて自然の力で再生し、豊かな二次林として広がっています。人と自然の調和が、この地の漆文化を支えてきました。
この地域の漆器は「鑑賞するもの」ではなく、「味わうもの」です。ここで育まれた漆で作られた器に盛られる郷土料理と地酒。そのひとときは、単なる食事ではなく、伝統と技、そしてここでしか出会えないおもてなしを体感する文化体験となります。
安比川流域で受け継がれてきた漆文化を体感する旅へ。漆の森を歩き、その恵みを知り、工房で職人の技に触れ、実際に漆器作りを体験することができます。森から採れる樹液が、匠の手によって美しい器へと姿を変える過程を学びながら、人と自然、伝統のつながりを感じられる特別な体験です。
漆の木が育つ森を歩き、その豊かな自然がどのように漆を育んできたのかを学びます。伝統的な漆掻きの技や、人と森との持続可能な関わりを知ることができる体験です。
安比高原を取り囲むように広範囲に分布しているブナの二次林は、本来その土地にあった森林が、伐採によって土がむきだしになり、その後、自然に再生した森林です。人と自然の営みの調和を物語るこの森は、静かなひとときを過ごすのに最適な場所です。
このコンテンツには、下記のオプション体験があります。
地域に息づく昔ながらの味と心温まるおもてなし。四季折々の地元食材を使い、長年愛されてきた郷土料理を一緒に作る体験は、単なる料理教室ではありません。おばあちゃんの知恵袋や思い出話を聞きながら、まるで実家に帰ったような安心感に包まれる特別な時間をお届けします。完成した料理を囲んで食卓を囲むその瞬間、あなたは地域の一員になったような気持ちになることでしょう。
何世紀にもわたる伝統が息づく漆器は、料理の色や香り、食感を引き立て、ひと口ごとに五感で楽しむ特別な時間を演出します。料理と器が一体となった体験を通して、安比川流域の豊かな文化遺産を身近に感じることができます。
45,000円/人〜
※時期により変動しますので、リクエストベースで再度お見積いたします。
※宿泊施設の手配をご希望の場合は、別途宿泊費用が必要となります。
※多言語対応ガイドやツアー中の移動車両をご希望の場合は、別途費用が必要となります。